世界一わかりやすい 影響力の武器 [第三版] 要約 vol.2

 

 

第1章 影響力の武器

 

項目は4つほどあります

 

第1章の内容は約500ページにもなる本書で最も重要であり、実用性が高く明日にでも 使える知識であると言えますし、他7章の説明の際にも必ず出てくる内容ですのでしっかり押さえておく必要があります。 

 

カチッ・サー

まずこの本を語るうえで外せないのがこれになります。 

  

カチッ・サーとは何かを一言で表すと「固定的動作パターン」となります。

テープを再生する際にボタンを「カチッ」と押すと、テープが「サー」と流れるの  を想像してください。

なんと、これがテープだけでなく動物や我々人間でも同じことが起こります!!!

 

この原理を元にある実験が行われました。

  

実験 理由を添えた頼み事

  

コピー機の前にいる人に「先にコピーを取らせてほしい」とお願いすると、譲ってくれた人は 60% となりました。 

  

対して「急いでいるので、先にコピーを取らせてほしい」とお願いすると、譲ってくれた人は 94% となりました。

 

上記の違いは「急いでいるので」というところになります。 

 

3つ目は「コピーを取らないといけないので、先にコピーを取らせてほしい」と理  由らしい理由ではないですがお願いしたところ、なんと 93% もの人が譲ってくれました!

 

 

以上よりお願いをする際は 「 理由+お願い 」 の公式を用いることで、こちらの要  望を通しやすくなることが分かりました。

 

 

思考の近道に賭ける

人間とはとてもよくできた生き物であり、行動の多くは自動的になっています。

 

急激なや発展、情報が多く複雑な環境がこの星に存在したことはこれまでに一度もありませんでした。 それにより脳が効率的に行動できるように思考しすぎないこと、すなわち思考の近道の利用が必須となります。

 

よくわからないが値段が高いなら良い製品だろう

専門家がそう言うなら、情報は正しいに違いない

 

みなさんも経験があるのではないでしょうか?

 

この現象を 判断のヒューリスティック と言います。

 

対照的に、すべての情報を十分に分析した上で反応することを

コントロールされた反応 と呼ばれています。

 

そうなんです、私達が人生で選択をしていく際に、

  

よくわからないが値段が高いなら良い製品だろう

専門家がそう言うなら、情報は正しいに違いない

 

などの情報だけで生きてきたわけではないでしょう。

 

思考の近道を利用させる条件は

 

  

 

  誰が得をしているのか

 

 柔道

 

第2章 返報性

第3章 コミットメントと一貫性

第4章 社会的証明

第5章 好意

第6章 権威

第7章 希少性

第8章 手っ取り早い影響力